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<震災8年>岩沼・希望の丘に鎮魂の灯火

千年希望の丘へと続く灯籠を見詰める来場者ら

 東日本大震災で被災した宮城県岩沼市玉浦地区の慰霊公園「千年希望の丘」で10日、市などによる追悼行事「希望の灯火(あかり)」が初めて開かれた。市民らが寄贈した灯籠に明かりがともされ、来場した約400人が犠牲者を悼んだ。
 玉浦地区の集団移転先、玉浦西地区のまちづくり住民協議会長小林喜美雄さん(72)が「追悼式前夜に被災地に明かりをともし、亡くなった地域の仲間を迎えたい」と宣言。慰霊碑につながる通路沿いに市内の犠牲者数と同じ181個、丘に登る階段脇などにも450個の灯籠を並べ、復興を願って全員で点火した。
 鎮魂の花にしようと宮城農高科学部が早期開花実験に取り組んだ桜も慰霊碑に供えられた。
 市は国に合わせて実施している11日の追悼式の終了を見込み、来年度以降も震災の風化防止を図る行事として開催する予定。


2019年03月11日月曜日


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