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<震災8年>命を考える森を育む 南三陸でボランティアら桜植樹

志津川湾を望む丘に桜の苗木を植えるボランティアら

 宮城県南三陸町の住民有志らが東日本大震災で被災した同町志津川に整備を進める「海の見える命の森」で10日、桜の苗木を植樹するイベントがあった。
 支援企業の関係者やボランティアら約100人がエドヒガンザクラの苗木53本を植えた。大学の仲間と参加した名古屋経営短大1年栗本愛巳さん(19)は「きれいな花を咲かせてほしい」と願った。
 森は志津川湾を一望できる黒崎地区の丘にあり、眼下を通る国道45号は震災の津波で浸水した。植樹は震災の記憶を後世に語り継ぐことを目的に2017年に始まった。
 桜は順調に生育すれば5年後にも花を咲かせるという。海の見える命の森創り実行委員会の後藤一磨代表は「何年かたてば海を望みながら花見ができるようになる。命の意味を考える場所にしたい」と話した。


2019年03月11日月曜日


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