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<震災8年>キャンドルの炎 希望を照らして Jヴィレッジで鎮魂イベント

Jヴィレッジのグラウンドに並べられたキャンドル。サーチライトが空を照らした=10日午後6時ごろ

 東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)で10日、東日本大震災の追悼行事が2日間の日程で始まり、集まった人々が音楽やスポーツを通じて被災地の復興を願った。施設は4月20日に全面再開する。
 行事は施設の運営会社と福島県、被災地を支援するラブフォーニッポン(東京)が主催した。2日間で約20組のアーティストがステージに登場。県内の高校サッカー部員らによるサッカー教室もあった。
 国内最大級の全天候型練習場近くのグラウンドではキャンドルがともされた。「街に明かりがともりますように」「みんな笑顔いっぱいで暮らしたい」といった県民らのメッセージが浮かび上がった。
 家族4人で訪れたいわき市の保育士佐藤留吏(るり)さん(35)は「浜通りには暗いイメージが残るが、応援してもらうことで現状を発信できるし、前向きになれる。震災に向き合うきっかけももらった」と感謝した。
 Jヴィレッジは昨年7月に一部施設の利用が始まっている。


2019年03月11日月曜日


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