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東日本大震災からきょうで8年 街に注ぐ光 信じ歩む

朝日を浴びる宮城県の名取市閖上地区。5月に「まちびらき」を控え、街づくりが急ピッチで進む

 東日本大震災は11日、発生から8年を迎える。巨大地震と津波、原発事故による犠牲者は行方不明者、関連死を含め全国で計2万2131人に上る。甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島3県の各地で亡き人をしのび、祈りをささげる。
 新しい街に、朝の光が差す。名取市閖上地区は昨年、災害公営住宅全463戸が完成。街づくりが急ピッチで進む。住民は計画の半数近い1000人に達した。5月に催される「まちびらき」は、平成に代わる新しい世の幕開けとも重なる。
 3県では本年度中に災害公営住宅の98.7%が完成、民間住宅向けの宅地も97.7%が工事を終える。果てなく思えた復興事業はラストスパートに入った。一方で、福島県民を中心に全国の5万1778人(2月7日現在)が今も避難生活を送る。3000人以上はプレハブ仮設住宅の不自由な暮らしのまま。営みを取り戻す苦闘は続く。
 被災者一人一人の胸の内にあまねく光が注ぐまで。復興は終わらない。


2019年03月11日月曜日


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