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<震災8年>悲しみは今も癒えず 仙台市追悼式

祭壇に向かって花を手向ける参列者=11日午後3時45分ごろ、仙台市若林区

 仙台市の東日本大震災追悼式は11日、若林区文化センターであった。遺族や関係者ら247人が参列し、震災の犠牲者と8年の月日を思い、手を合わせた。
 郡和子市長は「防災集団移転跡地で事業者の利活用事業が動きだすなど市沿岸部は新たなにぎわいが生まれようとしている。被災者に寄り添い、一日も早い復興を目指す」と式辞を述べた。
 参列者は一人ずつ祭壇に花を供え、鎮魂の祈りをささげた。津波で若林区の母=当時(88)=を亡くした太白区の女性(66)は「8年はあっという間だった。今も震災を思い出すのはつらい。母が生きていた頃は1週間に1度通っていた実家に、あまり足を運ばなくなった」と語った。
 市は市内6カ所に献花台を設置し、計4239人が花を手向けた。


2019年03月12日火曜日


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