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<震災8年>思い空へ 仙台・遺構「荒浜小」で犠牲者しのぶイベント

旧荒浜小の屋上で、花の種が入った風船を飛ばす参加者=11日午後5時15分ごろ、仙台市若林区

 東日本大震災の犠牲者をしのぶイベントが11日、仙台市若林区の震災遺構「荒浜小」であり、震災直後多くの人が避難した旧校舎屋上で、住民ら200人が風船1000個を飛ばした。
 更地が広がる地域を花でいっぱいにしようと、風船の中に菜の花やレンゲソウの種を入れた。震災当時、同小5年だった太白区の会社員片山琴峰(ことね)さん(19)は「震災後散らばった友人たちに再会できるよう思いを込めた」と話した。
 荒浜小や七郷小の卒業生らによる「HOPE FOR project」の主催。市嘱託職員で代表の高山智行さん(36)=若林区=は「被災者が集まる場として今後もイベントを続けたい」と語った。
 荒浜小出身の音楽クリエーター佐藤那美さん(28)=青葉区=ら5人のバンド演奏もあった。この日は市民ら約1400人が荒浜小を訪問。プロバスケットボールチーム、仙台89ERSの選手10人も見学した。


2019年03月12日火曜日


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