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<弘前・住宅火災>「これから新しい生活が始まるのに」住民ら悲痛

 弘前市大森の八代光弘さん方が全焼した11日未明の火災は真っ赤な火柱が立ち上がり、激しく燃えた。連絡が取れない長女と、孫に当たる16〜18歳の3人きょうだいを知る付近の住民らは「心配でならない」と沈痛な表情を浮かべた。
 出火当時の様子について、住民らは一様に「『火事だ』と起こされて外に出た。既に手の付けようがないほど燃え広がっているのが見えた」と語った。自力で家の外に逃げた八代さんの妻が「孫がまだ家にいる。助けて」と消防隊員らに叫んで訴えていた。
 住民らによると、八代さんの長女の長男は市内の特別支援学校を卒業したばかりで、五所川原市内での就職が決まっている。隣家の男性(71)は「これから新しい生活が始まるのに」と肩を落とした。
 他のきょうだい2人も同じ特別支援学校に在籍している。八代さんのリンゴ園の作業を手伝い、八代さんに連れられて銭湯を訪れていたという。近くに住む男性(69)は「何とか無事でいてほしい」と4人の安否を気遣った。


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2019年03月12日火曜日


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