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<震災8年>希望探して一歩ずつ 福島県追悼式

遺族代表の言葉を述べる五十嵐さん=11日午後3時15分ごろ、福島市(代表撮影)

 福島県の追悼式は11日、福島市の県文化センターであった。参列した390人が東日本大震災の犠牲者に祈りをささげ、東京電力福島第1原発事故からの再生へ決意を新たにした。
 相馬市の五十嵐ひで子さん(71)が遺族代表で登壇。津波で夫=当時(67)=と叔父=同(84)=を亡くしたことに触れ「絶望、不安、悲しみは心に残っている」と語った。今は語り部を続けているといい「震災の教訓と復興の希望を後世に伝え、前を向いて一歩ずつ進みたい」と強調した。
 式辞で内堀雅雄知事は「復興はまだ途上。復興の光を確かなものにするため、前例のない困難な課題に挑戦し続ける」と誓った。
 郡山高合唱部の34人が献唱。部長の2年佐藤向日葵(ひなた)さん(17)は「亡くなった方への祈りと復興に向かう方へのエールを込めた」と話した。


2019年03月12日火曜日


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