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復興、多重防御を岩沼で学ぶ インドネシアの公務員ら

菊地市長の説明に聴き入る訪問団

 インドネシアで防災対策や災害復旧を担当する公務員や研究者ら18人が12日、宮城県岩沼市を訪れ、東日本大震災後、東北の被災自治体でいち早くプレハブ仮設住宅を解消させるなどした「復興のトップランナー」の取り組みを学んだ。
 菊地啓夫市長が講師役を務め、市民会館でスライドを用いて被災の状況を説明。午後3時55分で止まった時計の写真を示し「地震から津波まで1時間の余裕があった。この間の避難が命を守るために非常に大切だ」と訴えた。
 市が震災後、高さ約10メートルの丘を同約3メートルの歩道でつないだ緑の防潮堤「千年希望の丘」や、かさ上げ市道などを造成し、津波からの多重防御ラインを築いている点も強調した。
 西ジャワ州の公務員ウィボウ・アリさん(31)は「多重防御の考え方が参考になった」と話した。一行は仙台市や福島県浪江町も視察した。15日まで岩沼市を回り、帰国する。


2019年03月13日水曜日


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