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<まくむすび>仙台を舞台に高校演劇の青春描く 漫画家・保谷伸さん、ヤングジャンプで連載へ

漫画「まくむすび」の1こま(c)保谷伸/集英社

 仙台市の女性漫画家保谷伸さんが、20日発売の漫画誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で同市を舞台に高校演劇の青春群像を描く「まくむすび」の連載を始める。同誌は発行部数が約50万部の人気週刊漫画誌で、高校の文化部の人間ドラマを活写していく。保谷さんは「取材で感じた熱いものを表現したい」と張り切っている。

 「まくむすび」は、仙台市にある高校の演劇部員の人間模様を軸に据え、演劇の妙味や表現することの喜び、難しさなどを巧みな心理描写を交えて描く。
 保谷さんは若林区の日本デザイナー芸術学院マンガ科2年の時にコミックゼノン第1回マンガオーディションで準グランプリを受賞。専門学校を卒業直後の2012年春に「キミにともだちができるまで。」(単行本5巻)の連載を開始。続く「マヤさんの夜ふかし」(3巻)も好評だった。
 「保谷先生には心情の機微を丁寧に描き、読者を感情移入させる力がある」。集英社の担当編集者が、保谷さんの過去の作品を評価し、連載が実現した。
 担当編集者は「青春群像劇を描いてほしいと考えていた時に高校演劇の存在と魅力を知り、保谷先生と考えが一致した。仙台発の連載に期待してほしい」と話す。
 保谷さんは「昨春に初めて高校の演劇公演を鑑賞して以来、多くの方々に取材でお世話になった。週刊の連載は初めてでハードだが、共感を得られるように頑張りたい」と意気込む。
 「保谷さんには昨春から、節目の公演を取材してもらった。高校演劇にはスポーツ部に負けないぐらいの熱量がある。高校演劇の魅力や表現に懸ける部員の思いを漫画で広く伝えてほしい」。昨夏に長野県上田市で開かれた全国高校総合文化祭演劇部門で優秀賞を受賞した仙台三桜高演劇部顧問の伊藤由紀子教諭も、エールを送っている。


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2019年03月14日木曜日


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