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<楽天>福井がローテ入り前進 3併殺、真骨頂の投球

 エース則本昂が離脱し、先発陣のやりくりに悩む東北楽天の救世主になり得る存在がまた一人現れた。今季加入した福井がオープン戦初先発で5回2失点と結果を残し、開幕ローテーション入りに前進した。
 前日のDeNA戦で4回無失点だった辛島に続いて好投した福井に対して、平石監督は「まだ候補の一人ではあるが、(先発で)やってもらわなくてはいけない投手」と信頼を寄せた。
 「走者を出しても何となく併殺などで結果をまとめてしまうのが自分の持ち味」。福井がこう強調するように、5回で3併殺打と打たせて取る投球。真骨頂を見せた。特に二回以降は、得意のフォークボールとカットボールを低めに集めたのが効果的だった。
 修正能力も見事だった。一回は強い風により空気が乾燥し、ボールがうまく手になじまない。その結果、先頭打者への与四球からの2失点。「このままでは2軍落ちしてしまう…」と不安にもなった。それでも、その裏に相手先発浜口も制球に苦しむ姿を見て「自分だけではない」と気持ちを切り替えた。
 「次の試合は立ち上がりも抑えられるように修正して、アピールを続けたい」。30歳右腕の視線の先には開幕ローテーションがある。(金野正之)


2019年03月14日木曜日


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