宮城のニュース

<東北電>ベア見送り妥結 初任給は上げ

 東北電力は14日、2019年春闘でベースアップ(ベア)に相当する賃金改定を見送ることで労使が妥結したと発表した。ベアゼロは東日本大震災を挟んで11年連続。ただ、若手の人材を確保するため、初任給を大学卒・院卒で2000円、高専・短大・高校卒で1500円引き上げる。
 東北電は「新規採用が売り手市場で厳しく、初任給アップを優秀な人材確保につなげたい」と説明。初任給改定とのバランスを取るため、賃金は若年層を中心に平均で600円程度アップする。賃金引き上げは11年ぶり。
 賞与は夏冬総額で前年比5万円増の148万3000円(組合員平均年齢40.5歳、3.8カ月分)で決着した。増加は6年連続で、震災前の水準の160万円台には戻っていない。
 組合側のベア要求は5年連続。電力総連の統一要求などに沿いベアは月額3000円、賞与は162万円を求めた。東北電は13年から基本給カットを続ける。


関連ページ: 宮城 経済

2019年03月15日金曜日


先頭に戻る