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豪雨「早めの避難を」 岩沼で元秋田気象台長が講演

講演で豪雨災害への心構えを説く和田さん(右奥)

 盛岡、秋田の両地方気象台長として、2016年の台風10号豪雨などを経験した和田幸一郎防災気象官の講演会が2日、岩沼市民会館であり、市民ら約150人が豪雨災害への備えの重要性を学んだ。
 和田さんは、西日本豪雨で被害が出た岡山県倉敷市真備町の河川の形状などが岩沼市内と似ていることを指摘。真備町の浸水域はハザードマップとほぼ同じだったことを挙げ、「岩沼市の洪水ハザードマップなどを確認し、平時から避難所や避難経路などを考えてほしい」と述べた。
 岩手県岩泉町の高齢者グループホームで入所者9人が亡くなるなどした台風10号豪雨では、町内を流れる小本川の水位が3時間で約4メートル上昇したことを紹介。「岩沼でも記録的な大雨はあり得る。中小河川の水位は急激に上昇するので、気象庁の洪水害の危険度分布などを参考に早めの避難を心掛けて」と呼び掛けた。
 和田さんは台風10号豪雨の経験を踏まえ、秋田台長時代に秋田県内全市町村長とホットラインを構築。17年の秋田豪雨で人的被害を防いだことで知られる。


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2019年03月16日土曜日


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