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<楽天>岸、開幕へ上々 カーブ駆使した巧みな投球術で7回2失点

岸孝之投手

 開幕戦先発の公表後、初となる先発マウンドで、東北楽天の岸は代名詞でもあるカーブを駆使して7回2失点と上々の結果を残した。「しっかり投げていた。何も言うことはない」と平石監督も全幅の信頼を寄せた。
 一回から巧みな投球術は健在だった。1死一、二塁から、長打力のあるロペス、宮崎の中軸2人を共に初球カーブで捕邪飛、三ゴロに打ち取った。
 「打ち気の強い相手に思い切ってカーブを投げられた」。岸が自信を持って語った通り、最初のストライクを強打しようとする打者の積極性を逆手に取った。
 六回も効果的にカーブを使って大量失点を防いだ。先頭からの3連打で2失点した直後、無死一塁から宮崎を三ゴロ併殺打に、続く佐野を二ゴロに仕留めた。
 六回に浮いた直球を痛打された反省を踏まえ、七回に修正したのも見事だった。先頭の大和から4球連続の直球攻めで空振り三振を奪った。この後1死一塁とされたが、今度は柴田をカーブで一ゴロ併殺打に切って取った。
 緩急自在の投球で予定の7回を86球で投げ終えて降板した岸は「登板翌日の疲労具合を確かめるためにも、本当は100球を投げておきたかった」。心残りを明かした一言からも順調な仕上がりを印象づけた。(金野正之)


2019年03月15日金曜日


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