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<入試のツボ>入学前の時間大切に

◎高校受験・春休み(2)新生活

 公立高後期選抜の合格発表が14日にあった。19日の2次募集で本年度の高校受験は終わる。
 新生活に入る前になぜ高校に進学するのか、もう一度自問自答してほしい。「これでゴールなのか」「進学先から出された宿題は何を意味するのか」。こういったことを考えると、目指すべき将来像がはっきりしてくる。
 高校での学習、部活や学校行事は、中学に比べ格段にスケールアップする。内容は高度になり、量も相当なものだ。
 特に学習面は、参考書などで自学しないと理解は深まらないし、授業に付いていけない。週末は大量の宿題がある。
 夜は遅くまで、朝は早くから練習があるハードな部活に入る人もいる。たいていの生徒は大学進学を意識していても、「いずれ取り戻せる」と部活中心の生活になり、勉強時間を削ってしまいがちだ。
 しかし、部活引退時から本腰を入れた程度で志望校に合格できるほど大学受験は甘くない。
 中学時代に比べ通学時間が倍以上になる人もある。時間に追われ、気付いたら全ての活動が中途半端になるケースは珍しくない。
 高校生活を充実させるには、なるべく早い段階での生活リズムの確立が大切だ。だからこそ入学前の今から心の準備をし、自分を高める時間を取ってほしい。
 解放感に浸り、我慢していたことに興じたい気持ちはよく分かる。だが、もう一段上の舞台が待ち構えていることを忘れず、心身が鈍ったままで高校生活を迎えないようにしよう。
(河合塾NEXT・進藤誠泉中央教室長)


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2019年03月16日土曜日


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