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最後の卒業式、7人巣立ち 今月閉校の気仙沼・水梨小 

校歌を歌う卒業生

 児童数の減少に伴い今月いっぱいで閉校する気仙沼市水梨小(児童16人)で15日、最後の卒業式があり、卒業生7人が思い出と決意を胸に学びやを巣立った。
 笹川清治校長が一人一人に卒業証書を手渡し「さまざまなチャンスに果敢にチャレンジし、自分をチェンジさせ続け、自分の花を咲かせてください」と式辞を述べた。
 卒業生は全員で「門出のことば」を述べ「水梨小学校最後の卒業生として誇りを持って生きていきます。この学びやで過ごした思い出を心に刻み、夢に向かって強く歩き続けていきます」と誓った。
 東日本大震災の津波で市内にあった自宅が全壊し、3年時に転校してきた伊藤賢君は「皆が温かく迎えてくれた。将来は水梨小の校舎のように、皆を安心させてくれるような建物を造れるよう建設の仕事をしたい」と語った。
 同校は1873年にできた老松小水梨子支所が前身。1952年に松岩小水梨分教場から独立し開校した。開校後の卒業生は計1032人。複式学級の解消を図る市義務教育環境整備計画に基づき松岩小と統合する。17日に閉校式がある。
 県内の公立小学校で15日に卒業式があったのは63校。集中日は19日で、仙台市立106校を含む288校が予定している。


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2019年03月16日土曜日


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