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自主防災 リーダー養成 気仙沼市、あす初講座 低い組織率向上図る

 宮城県気仙沼市は、地域の防災活動で中心的な役割を担う「気仙沼市地域防災リーダー」(KBL)を養成する。防災意識の高い住民を一人でも多く育て、50%台で県内最低レベルにある自主防災組織率の向上を図る。
 市が主催する2回の講座を受けるか、県の防災指導員、民間の防災士の資格を取得するかした市民がなれる。講座の受講者は災害や防災の基礎知識、避難行動の在り方などを学ぶ。救急救命講習や気仙沼の災害の歴史を学ぶ時間も設ける。
 初の講座が17、24日にある。市内在住の高校生以上が対象で、東北大災害科学国際研究所が協力する。市は50人の受講を見込む。
 県によると、県内35市町村の自主防災組織率は平均で82.7%(2018年4月現在)。気仙沼市は54.9%(19年1月現在)で、県内で3番目に低い。
 東日本大震災後は防災意識が高まっているが、204ある自治会のうち92で自主防災組織がない。
 市は定期的に講座を開き、KBLの増員を目指す。菅原茂市長は「市の全域に自主防災組織をつくる目標がある。KBLには自主防災組織の立ち上げに関わり、組織の中心的役割として活躍してほしい」と話す。


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2019年03月16日土曜日


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