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そばの道 打ち込み 栄冠輝く「宮城手打ちそば研究会」東日本大会団体戦V

賞状と優勝カップを披露する(右から)松田さん、佐藤さん、神尾さん、柏倉さん

 そば愛好者でつくる宮城手打ちそば研究会(仙台市)の3人が、2月に開かれた東日本地区のそば打ち大会で初めての団体優勝を果たした。同研究会は「宮城のそば文化の活性化に弾みがつく」と、さらなる技術向上に打ち込んでいる。

 優勝メンバーは、ともに宮城県川崎町の公務員神尾綾さん(33)と佐藤秀人さん(46)、仙台市宮城野区の会社員松田俊広さん(60)。
 千葉県山武市で2月10日にあった第10回全麺協東日本支部会員そば打ち交流千葉大会には、東北や関東甲信越から12団体が出場。神尾さんが二八部門で優秀賞(1位)、佐藤さんは更科、松田さんは十割の部門でそれぞれ上位に入り、3部門の総合点で決まる団体戦での優勝を決めた。
 そば打ち歴約7年という神尾さんは「適量の加水で粉をまとめる『水回し』が、普段の練習通りにできた」と笑顔を見せた。佐藤さんは「いかに麺を細くきれいに仕上げられるか、特に気を付けながら本番に臨んだ」と振り返り、松田さんは「くず(切れた麺)の量をできるだけ少なく抑えることができた」と語った。
 同研究会は、東日本大震災の被災者を励まそうと2012年秋に結成。岩手、宮城、福島の3県の仮設住宅でそばを振る舞ってきた。現在は、仙台市内を中心に10〜70代の約60人が、秋保市民センター(太白区)で月2回開かれる定例練習会で腕を磨き、欧米など海外でのそば打ちの実演にも取り組んでいる。
 研究会代表の柏倉寛充さん(68)=泉区=は「おいしく効率的な打ち方を追求してきた会のやり方が認められてうれしい。宮城のレベルアップのため、みんなで一層頑張りたい」と喜ぶ。
 宮城手打ちそば研究会と仙台市は6月8、9日、秋保地区で「仙台秋保そばフェス」を開く予定。連絡先は柏倉さん090(3367)3318。


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2019年03月16日土曜日


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