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<宮城県警>駐在所複数人でカバー 新年度、1人勤務を見直し

 仙台市宮城野区の仙台東署東仙台交番で昨年9月に起きた警察官刺殺事件などを受け、宮城県警は新年度、駐在所の1人勤務を見直す。近隣の駐在所や交番とブロックを編成し、ブロック内を複数人でカバーする体制を全県で確立する。警察官が安全に働ける環境づくりと事件事故への対処能力の向上を目指す。
 県内には145の駐在所があり、大半で1人の警察官が隣接する住居で生活しながら勤務している。
 一部で実施しているブロック制を新年度から県内全てで導入し、駐在拠点を午前と午後か1日おきに交代するなどして必ず2人以上で勤務する。地域間で体制に偏りが生じないよう、各警察署が実態に即したブロック編成を検討している。
 複数人勤務により、警察官への突発的な攻撃に対応しやすくなる。現場臨場や職務質問の際も事情聴取や書類記入などの作業を分担でき、より効率的で正確な業務遂行を期待できるという。
 県警は新年度、交番や駐在所に防犯カメラを設置するほか、刃物から身を守る盾や防具の配備を進める。室内の構造に応じて不審者の容易な侵入を防ぐ扉付きカウンターも取り付ける。
 県警地域課は「警察官が安心して職務に臨める体制整備を、悲惨な事件があった宮城で率先して進めたい」と話す。


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2019年03月18日月曜日


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