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「女子体育の母」二階堂トクヨ 生誕の地に顕彰看板 大崎・三本木で除幕式

二階堂トクヨ
設置された看板前で記念撮影する佐藤会長(手前右)ら関係者

 宮城県大崎市三本木出身で、日本女子体育大の前身となる体操塾を開設し、「女子体育の母」と称される二階堂トクヨ(1880〜1941年)を顕彰する看板の除幕式が17日、出生地に近い館山公園前で行われた。

 看板は高さ5.4メートルで、地元の「二階堂トクヨ先生を顕彰する会」(佐藤武一郎会長)と公園の環境整備を続ける「館山公園を復活させる会」(尾出利男会長)が共同で設置した。
 式典には伊藤康志市長ら約60人が出席し、佐藤会長は「生誕地に看板が設置でき、うれしい。偉大な教育者の遺志を発展させていきたい」と述べた。日本女子体育大の石崎朔子学長は「先生には東北人らしい諦めない心と粘り強さがあり、私たちに受け継がれてきたと思う」と偉業をたたえた。
 二階堂は旧三本木村で生まれ、東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大)を卒業後、石川県で体育を指導。留学先の英国で得た知識を基に1922年に体操塾を開き、教え子に日本人女性初の五輪メダリストの人見絹枝らがいる。放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」では、女優寺島しのぶさんが演じる二階堂の登場が予定されている。


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2019年03月18日月曜日


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