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ありがとうの手紙コンテスト最優秀賞 仙台の秋元兄弟がW受賞

最優秀作品賞に輝いた拓輝君(右)と義輝君=仙台市青葉区の広瀬小

 全国の小学生を対象とした大規模な手紙のコンテストで、仙台市広瀬小(青葉区)の兄弟が、北海道・東北ブロックの最優秀作品賞に輝いた。6年の兄秋元拓輝(ひろてる)君(12)は生まれつきの病と闘ってきた心臓への感謝を、4年の弟義輝君(10)は兄を慕う気持ちを、それぞれの手紙につづった。

 コンテストはファミリーマートが主催する「ありがとうの手紙コンテスト」で、3万9487通の手紙が寄せられた。ジャーナリストの池上彰氏らが審査し、地域や学年別に各賞を選んだ。北海道・東北ブロックで、きょうだいが同時に最優秀作品賞を受賞したのは初めてという。
 拓輝君は「ぼくの心臓へ」と題した。<病気をかかえながらも、がんばって働いてくれてありがとう。君は、ぼくのベストパートナーだ>
 義輝君の題名は「お兄ちゃんへ」。兄の良い点として一緒に遊んでくれる優しさや、注射に耐える我慢強さ、笑わせてくれる面白さを挙げた。
 拓輝君は2007年2月に生まれた。父健太郎さん(41)、母友美さん(40)はわが子と対面した喜びもつかの間、医師から「心臓の音に雑音があります」と告げられた。
 拓輝君はたびたび心臓の検査や入院を余儀なくされ、激しい運動を禁止されている。それでも悪いことばかりではない、と思うようになった。友達の優しさに触れたからだ。脱水症状になった時に心配してくれたり、キックベースでは自分のペースに合わせてくれたりした。
 義輝君は大きくなったら、兄の病気に効く薬を発明したいと願っている。2人は同時受賞を喜び「兄弟でいてくれてありがとう」と絆を強めている。
 健太郎さんと友美さんは「兄弟がしっかり育ってくれることが大きな励み。与えられている命、時間を大切に、みんなで力を合わせていきたい」と話す。


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2019年03月18日月曜日


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