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<児相入所負担金>仙台市が過少請求、29万円追加求める ミス公表せず

入所負担金の変更決定通知書と納入通知書。約29万円を追加納付するよう求めている(画像の一部を加工しています)

 仙台市児童相談所(児相)が児童自立支援施設に入所した市内の10代男子に関する入所負担金を誤って過少に算定し、13カ月分計29万1200円を請求し忘れていたことが18日、分かった。市は追加請求したが、請求漏れの事実を発表していない。男子の家族は「市はミスを公表し、関係者を処分するべきだ」と訴えている。
 家族によると、男子は2017年1月から19カ月間、施設に入所。17年7月〜18年7月の負担金を月額で2万2400円少なく算出、請求された。
 18年11月の市の行政監査で判明した。市によると、本来除外される住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を適用したためという。家族は16年、住宅を購入した。
 19年1月中旬、児相の担当者から電話で家族に経緯の説明と謝罪があり、同23日付で入所負担金の変更決定通知書と毎月分割の追加納付書が郵送されてきた。家族は不服があるとし、市長に負担金変更の取り消しを求め審査請求している。
 家族は「負担金は期限内に全額納付してきた。非は仙台市にあり、追加納付は納得できない」と語る。市児相の一條明所長は「ミスがあったのは事実で、大変申し訳ない。個別の事案に当たるため、発表はしていない。適正な負担金の支払いを理解願いたい」と話す。


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2019年03月19日火曜日


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