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地域金融が地域企業の成長のために「目利き力を」 仙台でシンポジウム

地域金融機関の役割について意見を交わすパネリスト

 地域金融機関が地元企業の成長に果たす役割を考えるシンポジウムが18日、仙台市青葉区のホテルであり、東北の金融機関や企業のトップらが意見を交わした。
 パネル討論では、靴卸業のヒロセ(仙台市)の菅井伸一社長が初めて自社製品を売り出した経験などを振り返り「金融機関とは実績を基にした話ばかりになってしまう。新しい事業モデルを見通す目利き力を身に付けてほしい」と求めた。
 七十七銀行の小林英文頭取は「専門機関と提携を進めるなどして、コンサルティング営業を強化している。時間はかかるかもしれないが、多様な相談に応えていきたい」と語った。
 鶴岡信用金庫(鶴岡市)の佐藤祐司理事長は「(成長性を見極める)事業性評価を通じ、企業とじっくり話して課題を見つけたい」と強調。仙台商工会議所の西牧潤青年部会長は「金融機関に説明したビジョンを実直に実行する誠実さが、企業側に求められる」と述べた。
 シンポジウムは東北財務局が主催し、金融機関の関係者ら約200人が参加した。


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2019年03月19日火曜日


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