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円滑な事業承継探る 秋田で推進会議

若手経営者、後継者らが事業承継について意見を交わした

 中小企業庁などが主催する全国事業承継推進会議の東北ブロック会議が15日、秋田市であった。東北各地から中小企業経営者ら約200人が参加。事業を円滑に後継者に引き継ぐために必要なことなどを考えた。
 関芳弘経済産業副大臣はあいさつで、後継者不足の企業の増加に伴い、2025年までに約650万人の雇用と約22兆円の国内総生産(GDP)が失われる可能性があると指摘。「事業承継に積極的に取り組む企業が増えることを期待したい」と訴えた。
 一般社団法人「ベンチャー型事業承継」(東京)の山野千枝代表理事(50)が講演し、受け継いだ技術や人脈を基に後継者が新たな事業を開拓した中小企業の例を紹介した。
 パネル討論では秋田県内の若手経営者や後継者4人が、事業を引き継いだ際の経緯や苦労を語り合った。
 河辺ドライブイン(秋田市)の曽我雅也社長(42)は「父が亡くなり、準備もないまま経営者になった。相談する相手がいるうちに熱意を持って事業承継を進めてほしい」と訴えた。
 全国事業承継推進会議は関係者の連携強化や円滑な承継の推進を目的に、2月からブロックごとに全国9カ所で開かれている。


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2019年03月19日火曜日


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