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福島・いわき豊間地区集会所が復活 新旧住民の交流拠点に

集会所の鍵を受け取った住民ら

 東日本大震災で津波被害があったいわき市平豊間地区で集会所が再建され、地元行政区に鍵が引き渡された。住民らは復興土地区画整理事業で造成された宅地に子育て世代などの呼び込みを目指しており、集会所を新旧住民の交流拠点にしたい考えだ。
 豊間中央集会所は、昨年7月に完了した区画整理事業区域に市が整備した。木造平屋で、広さ約165平方メートル。広めの調理室や授乳室に加えウッドデッキや畳スペースがあり、多世代で会合や行事に活用できる。
 豊間地区は住宅の65%の約400戸が被災し、集会所も流失した。再建された住宅は当初の想定を上回る約70戸に達するが、にぎわいはまだ戻っていない。
 このため土地提供者と移住希望者を結ぶ事業を住民組織が展開するなど魅力を発信している。
 引き渡し式は2日にあり、遠藤守俊行政区長(74)は「集会所を通じて絆を強めたい。若い世代も移住しており、さらに環境を整える」と話した。
 市が復興交付金などを活用して再建した被災集会所は13施設目。豊間が最後となる。


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2019年03月19日火曜日


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