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刺し子の業美しく 仙台で来月「原始布・古代織展」

展示される「みちのく三大刺し子」の布地資料

 草木の繊維から糸を紡ぐ古来の手業の美を紹介する「原始布・古代織展」が4月19日から23日まで、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク5階ギャラリーで開かれる。原始布・古代織参考館(米沢市)の主催で今回が10回目となる。
 「みちのく三大刺し子」と呼ばれる津軽こぎん刺し(青森)、南部菱(ひし)刺し(岩手)、庄内刺子(山形)の明治、大正期の貴重な作品3点に加え、帯やのれん、バッグなどの復元品約30点を展示する。
 参考館所蔵の紙布やシナ布、カラムシ布といった布地や昔ながらの原料で復元した着物やショールなどの作品も並べるほか、繊維から糸を作る「糸績(う)み」の実演もある。
 1986年に開館した参考館は、古代布に関する貴重な資料を多数所蔵しており、会場でも一部資料を公開する。山村幸夫館長は「装飾刺し子が一般的な現代で、その原型ともいえるみちのく刺し子の熟練した技に触れてほしい」と話す。
 入場無料。連絡先は山村さん090(3363)4123。


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2019年03月20日水曜日


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