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紙芝居「はしれ!あぶきゅう」角田の有志、阿武急に寄贈 存続の歴史紹介に活用

紙芝居を手にする(左から)千葉社長、玉手さん、大沼工美可さん、可名美さん

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター阿武隈急行(伊達市)の歴史を伝える紙芝居「はしれ!あぶきゅう」を、作者の角田市の男性らが19日、同社に寄贈した。同社は沿線の小学校などで披露する方針だ。
 紙芝居は角田市文化協会会長の玉手富士夫さん(75)が作り、同市在住の団体職員大沼可名美さん(37)、工美可さん(35)姉妹が絵を手掛けた。
 宮城県の槻木(柴田町)−丸森(丸森町)間を走る国鉄丸森線が廃線対象となり、紆余(うよ)曲折を経て第三セクターによる存続が決定。1988年7月に福島(福島市)−槻木が全通した阿武隈急行の開業までを紹介している。
 玉手さんは元角田市職員で、丸森線廃止が検討された当時は特別対策室にいた。阿武隈急行の全線開通30周年に合わせて昨年、紙芝居を完成させた。
 同社本社であった寄贈式で玉手さんは「阿武隈急行はなくてはならない路線」と強調。大沼さん姉妹は「(描くため)開業までの流れを調べ、ますます興味を持った」などと話した。
 紙芝居を受け取った千葉宇京社長は自ら宮城、福島両県の沿線の小学校を回って紙芝居を披露したい意向を説明。3人には「開業以降の歩みも作品にしていただきたい」と期待した。


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2019年03月21日木曜日


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