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宇宙桜、希望の花咲け 名取・閖上地区で植樹

植樹した桜に水をやる閖上小中の生徒

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区に21日、宇宙で8カ月半保管された種に由来する桜の苗木が植えられた。財団法人ワンアース(茨城県龍ケ崎市)のプロジェクトで、国内最古、最大の桜とされる樹齢2000年のエドヒガンザクラ「山高神代桜」(山梨県北杜市)の子孫という。
 閖上地区に整備中の市墓地公園の一角に植樹された。市関係者や閖上小中の第1回卒業生らが高さ約2メートルの苗木の周りを囲み、植樹記念の石を全員に回して根元に埋め、土をかぶせて水やりをした。
 山田司郎市長は「1000年、2000年と市民に愛されるよう大切に育てたい」と表明。卒業生代表の南部陽向(ひな)さん(15)が「桜のように力強く、たくましく成長する」と誓った。
 植樹された「きぼうの桜」は山高神代桜の種を国際宇宙ステーション「きぼう」で保管し、2009年の帰還後に発芽させた「宇宙神代桜」の2世。プロジェクトで、宮城など被災3県の市町村に1本ずつ植えており、県内では名取が4例目となる。


2019年03月22日金曜日


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