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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編(10)飼育器具1/ろ過器選び処理能力で

バクテリアを多く確保でき、処理能力の高い外部式フィルター

 熱帯魚の飼育に必要な器具は、水槽、ろ過フィルター、照明器具、保温器具であるヒーター、ろ過材、ふた、底砂、水温計、カルキ抜きなどの塩素中和剤です。今回はこのうち、水槽とろ過フィルターのお話をします。
 水槽のサイズはさまざまです。小さい水槽は置きやすく管理は楽ですが、水の量が少ないために水質などによる環境の変化が大きく、生体の不調を招きやすくなります。そのため、ある程度の水量が確保できる45センチサイズより大きい物の使用をお勧めします。水量が多いと水温や水質の変化が緩やかになるため環境が安定しやすくなります。
 ろ過フィルターは処理能力の高い物を使用しましょう。底面式、上部式、外部式、外掛け式とありますが、設置が簡単な上部式、処理能力が最も高い外部式の2種をお薦めします。
 上部式は水槽上部に置きます。フィルターケース内に、水中に漂う大きなごみをこし取るウールマットとバクテリアのすみかとなるろ過材をセットして使います。水槽上部か水中にあるポンプで飼育水をフィルターケースに送り、ろ過された水が再び水槽へ戻る繰り返しで浄化していきます。
 外部式は、長方形の箱形か円すい形のフィルターケースを水槽の下に置きます。水槽とケースを2本のホースでつなぎ、高低差を利用して飼育水を循環させるろ過フィルターです。
 外部式のフィルターはモーター部分とフィルターケースの二つに分離します。モーター部分に2本のホースを接続し、フィルターケースにウールマットやろ過材を入れます。セットし終えたらつなぎ合わせます。
 このとき、隙間を埋めるためのゴム製のOリングが付いていることを確かめましょう。上部式に比べ、ろ過材の収容スペースが大きく、多くのバクテリアを確保できるため、処理能力が高くなります。
 飼育水の臭いや黄ばみなどを取ってくれる活性炭などが、ろ過材と一緒にセットになって販売されているものもあります。うまく組み合わせて使用してみましょう。
(観賞魚専門店経営・朝比奈理一)


2019年03月22日金曜日


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