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<なでしこL・マイナビ仙台>風上の優位生かせず 試合運び相手が一枚上

神奈川相模原―仙台 前半34分、仙台・浜田(奥)がシュートを放つがゴール左に外れる。GK久野

 今季の仙台は逆風下の船出となった。風下に立った前半に先制を許し、その後は再三の好機を生かせずに零敗。両チーム最多のシュート5本もノーゴールに終わったエース浜田は「自分が決め切れなくて負けて悔しい」と責任を背負った。
 前半は強風に押されてパスが通らない。「あんなに蹴ったボールが戻るとは思わなかった」と主将の安本。相手は逆に風を生かした。14分、風に乗った右CKがゴールへ吸い込まれた。
 リードを許し、風上で優位なはずの後半に焦りが出た。浜田にボールを集めたが、シュートはGKの正面を突き、DFにブロックされた。「風に勝てなかったのは自分たちの力不足」と浜田。試合運びの巧みさでは相手が上だった。
 辛島監督が就任し、新体制で迎えた開幕戦。先発11人の平均年齢は24.7歳と相手より約2歳若く、大卒新人のGK池尻と松井がフル出場した。池尻は冷静な守備、松井は長短のパス供給で貢献し、池尻は「失点を修正したいが、プレーできてすごく楽しかった」と笑顔。強い精神力を辛島監督は「落ち着いていた」と高く評価する。
 黒星発進となったものの、若い選手の躍動は今後に可能性を感じさせた。「シーズンは始まったばかり。質を上げていきたい」と安本。成長途上のチームが追い風に乗る時間はまだ十分にある。
(原口靖志)


2019年03月22日金曜日


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