岩手のニュース

<岩手競馬>3ヵ月ぶり再開 薬物問題の真相究明進まず

3カ月ぶりにレースを再開した岩手競馬=23日、奥州市の水沢競馬場

 所属する競走馬から禁止薬物が検出されて休止に追い込まれていた岩手競馬のレースが23日、水沢競馬場(奥州市)で3カ月ぶりに再開した。詰め掛けたファンは春競馬を楽しみながらも、真相究明が進まない現状を不安視した。
 水沢競馬場には午前10時の開門前に約200人のファンが列を作った。30年以上競馬場に通っているという奥州市の無職駿河勇さん(67)は「再開できて良かった」と喜び、目の前を駆け抜ける馬群に声援を送った。
 県競馬組合は再発防止策を強化して春競馬の開催に踏み切ったが、真相究明には至っていない。奥州市の会社員高橋峻介さん(32)は「また問題が発覚したら、競馬事業そのものの廃止議論も出るのではないか」と心配した。
 岩手競馬は昨年8〜12月、競走馬計5頭から相次いで禁止薬物を検出。計14日間、147レースが中止になった。それでも今季は3100万円の黒字となる見通しで、事業存続の条件になっている「単年度の収支均衡」は維持された。
 春競馬は今月31日まで。来季のレースは4月6日、水沢競馬場で開幕する。


関連ページ: 岩手 社会

2019年03月24日日曜日


先頭に戻る