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<気仙沼大島大橋>開通まで2週間 受け入れ準備大丈夫? 住民説明会で島民から不安の声

気仙沼大島大橋の開通後に不安の声が続出した説明会

 気仙沼市の大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋が4月7日に開通するのを前に、市は24日、観光や交通に関する住民説明会を大島公民館で開いた。開通まで2週間に迫る中、島民からは観光客の受け入れ態勢の不備や本土までのバスの本数に対して不安の声が相次いだ。
 島民約130人が出席。市は廃止となる定期船に代わるバス路線や繁忙期の渋滞対策として亀山(235メートル)までの無料シャトルバス運行、大橋開通に整備が間に合わない観光拠点などについて説明した。
 16往復だった定期船に比べてバスが8往復(土日祝日7往復)に減ることには「乗り合いタクシーなどバス以外の交通機関も考えるべきだ」などの要望が出た。定期船の所要時間25分に比べてバスは乗車時間が最長約60分と長く、途中でトイレ休憩を取るよう求める声もあった。
 観光面では、亀山山頂までのアクセスの悪さや島内にトイレが少ないことへの懸念が聞かれた。シャトルバスの運行拠点となる二つの駐車場で「観光協力金」名目で500円の駐車料金を取る市の方針には「島に来てくれた人から金を取るのはやめるべきだ」と批判があった。
 浦の浜地区に整備する観光拠点の敷地の造成が遅れている問題で、市は造成が3月末で終了し、来年3月末の完成予定が2カ月間早まる可能性を示した。
 留守洋平副市長は「さまざまな要望があり、対応が遅れている事業があるのも確か。開通後に出てくる課題と合わせて解決策を講じたい」と話した。


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2019年03月25日月曜日


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