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<仙台満店>表情豊かクッキーたち/こくちょう菓詩屋(若林区)

手描きのラベルがかわいらしい。スコーンやマドレーヌ、甘くないチーズクッキーも。216円〜
ガラス張りの厨房(ちゅうぼう)が目の前で、気軽に会話ができる

 若林区穀町にあるから「こくちょう菓詩屋」。3人も入ればいっぱいの小さなお店に、次々とお客さんが訪れます。人気があるのは、一つ一つ表情の異なる型抜きクッキー。「孫が大好きだからつい買っちゃうの」「大人にも喜ばれますよ、かわいいねって」。通路を譲り合いながら会話も弾みます。
 店主の原田健治さん(37)は村山市出身。中学を卒業して料理の道へ入り、イタリアンやフレンチの店で修業を重ねました。
 仙台の紅茶専門店の店長を務めていた時、東日本大震災が発生。「身近に大変な思いをしている人がいる」と、いてもたってもいられず退職し、約2年半、被災地支援に専念したそうです。
 飲食業に復帰し、独立の夢をかなえたのは2016年1月。夫婦で、焼き菓子を目の前で作って販売する小さな店を出しました。
 目指したのは「お茶と合わせて完成するお菓子」。複雑な味の組み合わせはなるべく使わず、どれもシンプルで飽きのこないおいしさです。「その日の気分で好きな飲み物と合わせ、心豊かな時間を過ごしてもらいたい」と願いを込めます。
 種類豊富なクッキーの中でも、透かすとキラキラ光を反射する「キャンディクッキー」は子どもに大人気だといいます。春には爽やかな風味のチョコミントやラベンダー味も登場予定。他に、シフォンケーキやチョコレートケーキ、チーズケーキ、季節の食材を使ったケーキもあります。出会いの季節の手土産にもお薦めですよ。(鶴)

[メモ]仙台市若林区穀町25▽月、水〜金は午前11時〜午後5時半、土は午前11時〜午後6時、日祝は午前11時〜午後3時▽火曜定休▽予約注文は数量・内容を相談できる▽子どもも参加できる少人数のお菓子教室を随時開催。何を作るかは相談に応じる。詳しくは問い合わせを▽022(706)6452。


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2019年03月25日月曜日


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