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<車いす利用者健診>仙台市、リフト検診車活用へ 障害者受診可能に

 仙台市の車いすの障害者が市の肺がん・結核健診を受けられなかった問題で、市は新年度、同健診の一部会場でリフト付き検診車と専用車いすを活用する方針を固めた。自力で立てない車いす利用者が一部会場で受診できるようにする。
 市健康政策課によると、委託先の宮城県結核予防会(仙台市)が、少なくとも市内5区の各1会場にリフト付き検診車などを手配する。車いす利用の受診希望者には各区に事前相談してもらった上で、日程と会場を知らせる。
 予防会の検診車13台のうち3台にリフトが付いている。座った姿勢で胸部エックス線検査を受けられる専用車いすも1台あるため、新たな予算は不要という。
 自治体の肺がん検診については、宮城県内では仙台市など29市町村が県結核予防会に委託。車いすの障害者など個別の対応は、各自治体が決めている。
 現行の肺がん・結核健診では、1人で立てない障害者が胸部エックス線検査を受診できないため、市内の車いすの男性(67)が改善を訴えていた。市健康政策課の担当者は「男性の要望を受けて改善することを決めた。車いす利用者は市に相談してほしい」と語る。


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2019年03月26日火曜日


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