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<仙台塩釜港>冷凍サバ輸出額最高に 缶詰ブームで今後も高騰?

 横浜税関がまとめた2018年の宮城県貿易概況によると、仙台塩釜港の冷凍サバ輸出額が前年比13.6%増の57億5679万円で過去最高を記録した。輸出数量は過去最高だった前年と比べ3.0%減の5万2562トンで過去2番目。健康志向を背景とした国内のサバ缶ブームで引き合いが高まっており、価格高騰が要因とみられる。
 仙台塩釜税関支署によると、輸出先はナイジェリアが数量26.4%、金額26.1%で、ともにトップ。エジプト(26.1%、25.0%)、ガーナ(17.2%、17.3%)とアフリカ3カ国で7割近くを占めた。東南アジアのベトナム、タイ、フィリピンが続く。
 アフリカでは、サバを保存食として薫製や煮込み料理などに使っているが、大型船を持っていなかったり、漁の技術が足りなかったりして輸入に頼らざるを得ないという。日本の冷凍技術も評価されている。
 18年に冷凍サバを輸出した全国33港のうち、仙台塩釜港は数量、金額とも東京港に次いで2番目。上位2港で全国の5割を占める。
 仙台塩釜税関支署の担当者は「今後も国内でのブームが続けば輸出に回す量は減るかもしれないが、取引価格の高騰で金額はさらに伸びる可能性がある」と分析する。


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2019年03月26日火曜日


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