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<楽天Eデータ>オープン戦順位はシーズンに影響?/「3位の呪い」跳ね返せ

 オープン戦が24日に終了し、東北楽天は7勝4敗3分けで2年連続の3位だった。オープン戦とシーズンの順位に因果関係はあるのか。昨年までの10年間のデータから傾向を分析した。
 オープン戦で勝率1位だったチームがリーグ優勝したのは、2013年の巨人と14、15年のソフトバンクの3度ある。
 1位チームがシーズンでAクラスに入った確率は60%ある。12球団の首位だけでなく、同一リーグの1位にも対象を広げると65%に上がる。オープン戦とはいえ、勝つに越したことはないと言える。
 一方で17年はオープン戦首位だったロッテがシーズンで最下位に沈んだ。
 オープン戦最下位のチームは開幕後も苦しむ傾向にある。10年間で最下位チームのAクラス入りは16年のみ。この時はオリックス、中日、DeNAが同成績で10位に並び、DeNAが唯一クライマックスシリーズ(CS)進出を果たした。シーズンもそのまま最下位になったのは昨年の阪神など6チームもある。
 「下克上」のケースはどうか。昨年の西武はオープン戦7位、パ・リーグ6球団では5位だったがリーグ優勝を遂げた。17年はオープン戦8位、リーグ内最下位の東北楽天が3位に躍進した。とはいえ、オープン戦で同一リーグ内のBクラス球団が、シーズン中に巻き返してAクラス入りする確率は4割ほどだ。
 野球ファンの間でささやかれるのは、オープン戦3位のチームが低迷する「3位の呪い」だ。東北楽天は10年と昨年が3位だったが、いずれも最下位となった。
 ただ、2位に2チームが並んで3位がなかった15年を除くと、14年にリーグ優勝した巨人、16年にリーグ2位だったソフトバンクなどAクラスは3度あり、「呪い」は当てはまらなかった。今年3位の東北楽天はこの前例に倣いたい。(狭間優作)

 プロ野球が29日開幕する。東北楽天のさまざまなデータ「Eデータ」から、チームや選手を独自に分析する。


2019年03月26日火曜日


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