宮城のニュース

公共交通活用 学生が知恵 仙台セミナーでの活動報告 ダテバイク「駐輪場増を」

ダテバイクの活用策を発表する吉川さん

 若者の視点で公共交通の活性化を考える仙台市の事業「まち活用ラボ」の活動報告会が23日、青葉区のハーネル仙台であった。市中心部で利用できる有料貸自転車事業「DATE BIKE(ダテバイク)」の活用策など、学生らが市民や市職員ら約20人にアイデアを披露した。

 ラボは昨年10月に始動した。これまでに計3回のセミナーがあり、市内の大学や大学院に通う約20人が参加。大学研究者や市の担当者から公共交通の現状を学び、抽出した課題について意見交換を重ねてきた。
 活動報告会では、2人が発表者を務めた。東北大大学院理学研究科1年の吉川湧太さん(24)は、ダテバイクのポート(専用駐輪場)の増設を提案。2〜3キロ圏内の移動は、バスや地下鉄などと比べて待ち時間がなく最速で最安の手段であると主張し、「今後はポートをどこに増やせるか、どのようにしたら増やせるかを考えるため、大学生にアンケートを行い、調査を続けたい」と述べた。
 公共交通を考える勉強会を4月に立ち上げる構想を紹介した東北工大工学部3年菅原直樹さん(22)は「お年寄りをはじめ、交通弱者を減らす方法などを議論していきたい」と、立場を超えた参加を呼び掛けた。
 市公共交通推進課の菅原洋二課長は「人口の高齢化が進む中、柔軟な発想ができる若者の活動に注目していきたい」と期待した。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2019年03月26日火曜日


先頭に戻る