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学生起業 学生が支援 山形大工学部に会社設立

宇田代表取締役(左から4人目)ら新会社の社員たち

 山形大は25日、学生による起業を学生たちで支援するベンチャー企業「インキュベーションポートやまがた」が米沢市の工学部キャンパス内に設立されたと発表した。学生からのビジネスのアイデアを磨き、資金を調達から事業化まで支援し、軌道に乗った事業から分社化する。今後3年で15事業を手掛け、計数千万円の売り上げを目指す。
 インキュベーションポートは22日に設立され、社員6人。大学院理工学研究科の宇田恭太さん(24)が代表取締役を務め、理学部、工学部の学生4人が取締役に就任した。役員5人が出資した20万円を資本金に会社を設立し、4月から株式を発行して資金を調達する。
 初年度に取り組むのは(1)米沢織布ステッカーの商品開発(2)ヒメサユリの花を使った酵母による新酒醸造と販売促進(3)運転代行の配車アプリ開発と商品化−の3事業。それぞれ資金を調達し、継続的に利益が出るよう手助けするという。
 弁護士や税理士、投資家、デザイナーらがアドバイザー役のサポーターに名を連ねる。インキュベーションポートの事業として販売促進イベントの開催、ビジネスアイデアの立案といった支援も展開する。
 新会社設立は、起業家育成の教育プログラムで学んできた学生たちが起業する際のリスク低減が狙い。
 宇田さんは「リスクを最小限に抑え、さまざまな分野の専門家たちのサポートで知識を提供しながら起業に向けた支援の仕組みを構築したい」と話す。


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2019年03月26日火曜日


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