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<ほっとタイム>名門40年の歴史に幕 鶴岡・上郷スポ少野球チーム

最後のユニホーム姿を披露した上郷ブルーサンダースの選手と保護者

 山形県鶴岡市上郷小のスポーツ少年団野球チーム「上郷ブルーサンダース」が今月末で解散し、1977年の結成から約40年の歴史に幕を閉じる。一時は30人以上いた団員も今は7人。ここ5年は単独チームをつくれず、他のスポ少から選手を借りたり、合同チームにしたりしてしのいできたが、潮時と判断した。
 人口約2000の上郷地区は市郊外の山裾に広がり、戦前から化学工場があった。野球熱が高く、名選手も輩出したが、中学校は閉校になり、地区唯一の上郷小は児童数が100人を切った。野球を続ける児童は来月から隣の地区の小学校のチームに加入する。
 2月にあった解散式では7人が最後のユニホーム姿を披露し、保護者とボールを使った遊びを楽しんだ。19年間指導した弭間(はずま)敏昭監督(46)は「運動イコール野球という地区だったので寂しい。地域の温かい人間関係に支えられた」と振り返る。
 最後のキャプテンになった6年佐藤授(さずく)君(12)は「人数は少なくても楽しかった。隣の小学校の児童に負けず、レギュラーになってほしい」と後輩にエールを送った。(酒田支局・菊間深哉)


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2019年03月26日火曜日


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