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<伊藤若冲>「奇想の画家」作品一堂に 福島できょうから企画展

セレモニー後の内覧会。多彩な若冲の作品が並ぶ

 江戸時代中期の絵師伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716〜1800年)の作品を集めた「伊藤若冲展」が26日、福島市の福島県立美術館で開幕する。5月6日まで。
 「奇想の画家」と知られる若冲の極彩色で精緻な約100点を展示する。目玉は、大火から逃れた若冲が描いた重要文化財の「蓮池図(れんちず)」。枯れたハスを描いた荒涼とした作品で、脇の白いつぼみが大火からの復興を象徴しているとされる。
 「老松鸚鵡図(ろうしょうおうむず)」は、漆を盛り上げて作った瞳と繊細な羽毛が特徴で、オウムの生命力がみなぎる。模様とポーズが全て異なる子犬59匹で埋め尽くされた「百犬図(ひゃっけんず)」もある。
 開幕前日の25日はセレモニーがあり、関係者がテープカットした。内堀雅雄知事は「復興という視点を加えて若冲の魅力を紹介している。生命のエネルギーや復興への思いを感じてほしい」と話した。
 当日の観覧料は一般1500円、学生1100円。高校生以下無料。


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2019年03月26日火曜日


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