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<地上イージス>「地元対応丁寧に」 秋田知事ら防衛省に申し入れ

イージス・アショア配備計画で原田防衛副大臣(左)に申し入れた佐竹秋田県知事(中)と穂積秋田市長(右)=防衛省副大臣室

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、佐竹敬久秋田県知事と穂積志秋田市長は26日、防衛省で原田憲治防衛副大臣と会談した。知事らは「住民の懸念や不安が解消されず、議会を含めて地元の理解が進んでいない」として計画を強行せず、丁寧に対応するよう申し入れた。(28面に関連記事)
 原田氏は「2019、20年度の予算で配備に直結する具体的な措置を地元の理解が得られないまま進めることは考えていない」と表明。現在実施中の適地調査の結果を5月中にも報告する考えを示した。
 佐竹知事は「地元に最大限配慮した安全対策が絶対に必要だ」と強調。実施主体の国が責任を持って説明を尽くすよう迫った。
 申し入れ書は(1)配備の必要性や候補地の合理性(2)テロ発生のリスク(3)レーダーが発する電波の影響−などを踏まえて適地調査結果や配置計画、安全対策を科学的、具体的に説明するよう要請。地元側がその内容を検証できる十分な時間を確保することも求めた。
 終了後、穂積市長は「地元の理解がないうちには先に進まないという共通の認識に立てた」と述べた。


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2019年03月27日水曜日


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