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<アイリスオーヤマ>韓国初の工場稼働 生産と物流体制を強化、ネット通販拡大へ

アイリスオーヤマの韓国初の生産拠点となる仁川工場

 アイリスオーヤマの韓国初の生産拠点となる「仁川(インチョン)工場」が今月、仁川広域市に完成した。韓国ではインターネット通販による小型家電の販売が好調で、生産と物流体制を強化して事業拡大を図る。22日に一部設備が稼働し、初年度の売り上げは50億円を見込む。
 仁川工場は鉄骨7階で、延べ床面積は約4万4600平方メートル。サーキュレーター(送風機)や布団乾燥機といった家電製品に加え、収納用品も生産する。当初の出荷先は韓国国内が中心となる。総投資額は約70億円。
 製品の出入庫をコンピューター管理する自動倉庫約2万6500パレット(荷台)分を備え、既存の京畿道軍浦(キョンギドクンポ)市の物流センターとともに2拠点体制を確立。ネット通販の物流を効率化する。
 サーキュレーターなど一部家電は2020年をめどに中国から生産の一部を仁川工場に移管し、米国に輸出する。米中貿易摩擦による対米輸出品の追加関税を考慮し、リスク分散を図る。韓国から米国への輸出は、米韓自由貿易協定(FTA)で関税がかからない。
 工場で22日に完成式典があり、運営する現地法人アイリスコリアの関係者らが出席した。アイリスオーヤマグループの大山健太郎会長は「eコマース(電子商取引)を中心に積極的に展開し、韓国の生活者や経済の発展に貢献していきたい」とコメントした。


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2019年03月28日木曜日


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