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東北大で卒業式 変革の海 確かな航跡を

記念撮影して門出を祝う卒業生=仙台市体育館

 東北大の卒業式が27日、仙台市太白区の市体育館であった。10学部の卒業生2447人、大学院修了生2281人の計4728人に大野英男総長が学位を授与した。
 大野総長は式辞で「人工知能(AI)や生命科学の進展が社会を根本から変えつつある」と指摘。「変革の時代に社会に出る皆さんは本学で得た知の基盤に基づき、これからの軌跡を努力して切り開いてほしい」と励ました。
 学部代表の農学部中野芙実香さん(22)=千葉県出身=、大学院代表の医学系研究科丹治史也さん(31)=福島市出身=が答辞を述べた。東日本大震災を経験して看護師として働き、博士課程に進んだ丹治さんは「研究が地域住民や被災者の役に立つことを目指し、精進したい」と誓った。
 式が終わると、卒業生は記念撮影をしたり、後輩たちに胴上げで祝福されたりしていた。
 工学部安達由佳さん(22)=茨城県出身=は「勉強は大変だったが、ラクロス部の仲間に支えられて乗り越えた」と話した。医学部保健学科を卒業し、東北大病院に就職する富谷市の野沢円香さん(22)は「憧れていた看護師に一歩近づけた」と喜んだ。


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2019年03月28日木曜日


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