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<栗原市>乗り合いデマンド交通発進 来月から市内全地域に対応

 宮城県栗原市は新年度、市内の利用者宅から地区中心部まで300円で運行する「乗り合いデマンド交通」を始める。市によると、導入区域を限定しない市内全地域のデマンド交通は東北でも珍しいという。
 市はデマンド交通と、バスで合併前の旧10町村間を横断する「市内連携路線」(8路線)、バスで大崎と一関両市につなぐ「広域路線」(4路線)の計3種で市民の足を確保する。イメージは図の通り。市内連携路線と広域路線は最大500円だった運賃が100円均一になる。
 デマンド交通の登録料は年間1000円で、事前に電話予約を受けたタクシー会社の車両などが自宅に迎えに来る。
 これまでの利用実績を基に便数は地域ごとに6〜16便と設定。同じ便に複数の予約があった場合は各利用者の自宅を経由する。
 行き先は旧町村の中心部にある(1)総合支所(2)医療機関(3)金融機関(4)大型商店−など。一部に市内連携路線や広域路線に乗り換えできるバス停を配置する。
 市は3種の交通事業の年間利用者数を2017年度比約3万1000人増の約41万6500人と推計。市の負担額は約8600万円増の約3億円になる見通し。
 市市民協働課の担当者は「自宅に来てもらえる便利さへの期待の一方、慣れない電話予約に対する不安の声もある。利用状況を注視し、利便性の高い公共交通にしていきたい」と話す。連絡先は同課0228(22)1164。


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2019年03月30日土曜日


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