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<楽天>厳しい船出 岸、緊急降板の誤算 救援が打たれ白星逃す

ロッテ―東北楽天 5回途中、左脚の不調を訴え、降板する東北楽天先発の岸(川村公俊撮影)

 東北楽天には不穏な幕開けとなった。西武時代の2014年以来、東北楽天では初の開幕投手を務めた岸のアクシデントは誤算だった。2−2の五回1死、左太もも裏に違和感を抱え、わずか53球で緊急降板。岸は「チームに迷惑を掛けて申し訳ない」と声を落とした。
 それでも打線が奮起し一時勝ち越したが、逃げ切れない。4−2の六回、石橋がレアードに左越え3ランを浴びた。4年目右腕の今季に懸ける思いを、打ち砕くような一発だった。昨季育成契約から再び支配下登録され、初めて開幕1軍入りした石橋は「抑えないといけない場面だった」とうつむいた。
 「(打者に)横への揺さぶりができる。信頼して送り出した」と話す平石監督の期待に石橋は応えられなかった。オープン戦での好成績につながったシュートが敗因となった。六回2死一、二塁、初球に続き内角を突いたシュートが真ん中高めに入ってしまった。
 悔やまれる1球に、「ボールにしてもいいぐらいの気持ちで、思い切り投げれば良かった」と反省した。
 エースがアクシデントに見舞われ、自信を持って送り出した救援が打たれ、監督としての初陣を白星で飾ることはできなかった。平石監督は「みんな堂々と戦っていた。しっかり切り替えたい」と力強く前を見据えた。(狭間優作)


2019年03月30日土曜日


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