福島のニュース

桜前線東北入り いわきで開花宣言、平年より8日早く

花を咲かせた旧小名浜測候所のソメイヨシノ=29日午後2時40分ごろ

 いわき市の旧小名浜測候所で29日、標本木だったソメイヨシノが咲き始め、市民団体「小名浜まちづくり市民会議」などが開花を宣言した。平年より8日早く、桜前線が東北に入った。
 3本ある旧標本木の1本で基準となる5輪以上の開花が確認された。昨年よりは1日遅い。1週間ほどで満開になるという。
 旧標本木は東日本大震災で高さ約60センチまで津波をかぶったが、毎年変わらず花を咲かせている。
 観測を続ける元仙台管区気象台天気相談所長の島田栄二郎さん(75)=いわき市=は「桜は生命力が旺盛。震災復興へ向けて、花を見てみんなに元気になってもらいたい」と話した。
 小名浜測候所は2008年、無人化に伴い閉鎖。09年から市民会議が島田さんらの協力を得て、開花を宣言している。


関連ページ: 福島 社会

2019年03月30日土曜日


先頭に戻る