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海中熟成酒お試しを 来月から体験ツアー

日本酒を牡蠣の養殖いかだにつるして沈め、熟成させる

 岩手県陸前高田市の漁師でつくる「広田湾遊漁船組合」が4月、地酒を海中で熟成する体験型観光ツアーに乗り出す。地元資源を組み合わせた観光を創出し、東日本大震災で被災した地域経済の活性化を目指す。
 陸前高田市を訪れた参加者は、漁船に乗り込んでカキなどの養殖いかだに日本酒をつり下げる作業や漁場を見学。沈める酒瓶にメッセージを付けたり、水深や日付を書き込んだ「カルテ」を作成したりする。
 10カ月後には、海中熟成酒と通常酒の飲み比べセットと広田湾の海産物が届けられる。組合は「貝や海藻が付いた世界に一つだけの『マイボトル』作りを楽しんでほしい」と宣伝する。
 広田湾での海中熟成は2017年11月以降、日本酒やワインで試験的に始まった。波に揺られてまろやかさとうまみが増し、熟成期間が長くなるほどこくが深まったという。
 今後は地元産ワインなどの果実酒や酢でも海中熟成に取り組むほか、蔵元見学などを組み合わせてPRする考えだ。連絡先は広田湾遊漁船組合0192(47)5396。


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2019年03月31日日曜日


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