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塩釜 おもてなし強化 市と商店が誘客へ連携 「i−shop」でお薦め紹介

「しおナビ」のフラッグを掲げた店の前で客(左)に説明する店主

 観光客に地元ならではの魅力を満喫してもらおうと、宮城県塩釜市は商店と一緒におもてなしの充実に乗り出した。街歩きを楽しむ観光客に参加店が情報を提供する事業「しおナビ i−shop」を始めたほか、無料の公衆無線LAN「Wi−Fi(ワイファイ)」を整備拡充した。訪れた人たちの満足度を高め、国内外から誘客を図る。

 i−shopは、参加店の店員が来店した観光客にお薦めのスポットや他店の紹介といった観光案内を対面で行うサービス。iはインフォメーション(情報、案内所)を意味する。
 酒蔵や飲食店など門前町の商店街にある18店が参加し、3月20日にスタートした。参加店は縦約50センチ、横約25センチのフラッグを掲示。客の回遊性向上を目指し、店の相互連携も図る。
 東日本大震災前に市青年四団体連絡協議会が同じ名称の取り組みを行ったが、門前町の津波被災もあり途絶えた。復活に際し市はまちの魅力発信を重視。市内に広く参加店を募る。
 観光客向けの通信環境も充実させる。市は3月中旬、マリンゲート塩釜やJR本塩釜駅、塩釜神社を含む一帯に「みやぎFree Wi−Fi」と連携したアクセスポイント8カ所を設けた。設置先は壱番館やまちかど博物館など公共的な施設だ。
 増設により、この一帯の整備数は民間設置分10カ所を含め計20カ所。訪日外国人旅行者(インバウンド)の利便性を高め、会員制交流サイト(SNS)による情報発信も促す。
 市観光交流課の担当者は「見どころやおいしい飲食店が集まる門前町は歩いて楽しめる。個人旅行が増える中、現地の人々と接すればガイドブックとは違う情報が得られる。受け入れ態勢を整えていきたい」と話す。


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2019年04月01日月曜日


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