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手塩にかけた和牛が高評価 宮城・小牛田農林高 品評会初出場を報告

出品した和牛の試食をする生徒ら

 全国の農業高校で肥育された和牛の品評会「第2回和牛甲子園」(全国農業協同組合連合会主催)に初出場した小牛田農林高が3月23日、宮城県美里町の同校で、結果報告会を開いた。

 和牛甲子園は1月17、18日、東京都中央卸売市場などで開催。全国23校(発表会のみ1校)が28頭を出し、牛枝肉の質や日ごろの活動を伝える発表会の総合評価で、頂点を競った。
 小牛田農林高は、農業科学コース畜産専攻の2、3年生6人が人工飼育した県産和牛「良彦号」(去勢、31カ月)を出品。受賞は逃したが、肉質や脂肪のバランスが審査員から高く評価されたという。
 報告会には、全農みやぎの関係者らが出席。良彦号が昨夏の猛暑で体調を崩し、出品が危ぶまれたエピソードや、県内の農家らの協力があって出品できたことなどを伝えた。
 試食会もあり、ステーキやちゃんこ鍋、ゴボウを混ぜたおにぎりなどに調理し、成果を味わった。
 阿部未奈さん(17)は「本番では、自分たちの肥育活動を堂々と発表できた」と初の大舞台で手応えを感じた様子だった。
 来年の出品に向け雌の「はなひら号」を肥育中で、佐竹青空(そら)さん(17)は「夏場の暑さ対策や血液検査に注意し、良質な和牛を育てていきたい」と意気込みを口にした。
 全農みやぎの大友良彦本部長は「生徒が成長しているのを感じた。和牛成育も地域貢献の一つ。若い世代に多くの経験をしてほしい」と話した。


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2019年04月01日月曜日


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