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<気仙沼つばきマラソン>絶景眺め海の上快走 特設コース ランナー「爽快」

気仙沼大島大橋の本土側でランナーに声援を送る住民ら=31日午前11時5分ごろ、気仙沼市

 気仙沼市の大島で31日にあった第36回河北新報気仙沼つばきマラソン(河北新報社、気仙沼市など主催)では、ハーフの部の参加ランナー328人が7日に開通する気仙沼大島大橋(356メートル)を一足先に駆け抜けた。

 前日の雪で早朝には積雪が3センチあった大島大橋。市職員が午前6時すぎから約1時間半にわたって雪かきをしてコンディションを整えた。
 橋を渡った本土側がコースの折り返しで、スタートから約40分後に続々とランナーが到着した。リアス海岸の美しい景色や東日本大震災からの復興に向かう街並みを眺めながら橋の上を力走した。
 宮城県利府町の会社員倉茂誠さん(46)は「爽快だ」とうれしそう。広島市の会社員小野賀男さん(49)は「景色が素晴らしくて気持ちが良かった」と喜んだ。
 橋を渡る特設コースとなったハーフの部は募集開始から2日で定員に達する人気ぶりだった。橋を走るため、初めてハーフに挑戦した仙台市宮城野区の公務員野辺洋志さん(58)は「海のど真ん中を走っているようだった。貴重な経験」と満足していた。
 橋の本土側には住民約50人が集まり、小旗を振りながら声援を送った。スマートフォンで動画を撮りながら橋を渡った東京都大田区の看護師和久山亮子さん(46)は「地元の人たちの声援で元気をもらえた。復興している気仙沼の姿も確認できた」と語った。
 来年は通常のコースに戻る見込み。大会実行委員長で気仙沼市体育協会長の境由紀夫さん(71)は「天気は心配だったが、橋を走りたいという選手の願いが通じて、最高の状態で橋を走ることができた。大成功の大会になった」と話した。


2019年04月01日月曜日


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